金曜18時に徳島を出発し、エクシブ琵琶湖で一泊。
翌早朝、乗鞍を目指します。
登山当日の朝食は長良川S.A.にて、豚汁定食。
珍しく赤だし。
特有の酸味が不思議と朝食に、あう。
乗鞍岳の登山口には、バスで向かいます。
自家用車は、このバス乗り場に停車、ここでバスもしくは、タクシーに乗り換えます。
右の道は、国道158号線、このまま峠を越え、長野県松本に出ます。
左が乗鞍岳に向かう、乗鞍スカイライン。
少々驚いたのは、自転車でこの山岳道路を行く人の多さ。
上り坂の辛さは、徒歩を凌ぐと思われる。
なにしろ自転車、という荷物を、足の筋力を頼りに上に持ち上げるのだから。
登山口、畳平に到着。
ここからスタート。
人が多い。
多くの人が、山を目指す。
この方はスキーを、背負う。
なにするんだ、の答え。
が、これ。
この雪渓で沢山の人が、スキーをしている。
なにしてんだ、の疑問文は即、わが登山に突き刺さる。
とても天気が良い。
風は強いが、とても快適な登山。
途中の休憩小屋で目撃。
ニクいね。
頂上を目指す。
ああしかし、息苦しい。
我慢を苦手とするわたしは、容赦なく、息をする。
なにしろ、息苦しいもので。
乗鞍岳は、火山。
これは火口湖。
御嶽山のそれに次いでの、標高の高さを誇ります。
そして、渋滞。
山頂間近になると、こうなります。
そして人だらけの山頂。
左向こうに見える山は、御岳山。
あっちが急に噴火するのなら、こっちも急に噴火してもおかしくない。
日本って、そういうとこなのよ。
でも不意に思った。
日本に生れてよかったなあ、などと。
ガラにもなく。
山頂。
登山は帰るから登山。
行きっぱなしは、遭難。
だから下山します。
もし急に悪天候になれば、この小屋に避難せねばならない。
もしかしたら、それで命拾いするかもしれない。
お賽銭の気持。
山を下るのは、とても膝に負担がある。
できるだけストックを使用し、衝撃を和らげる。
そして休憩小屋に到着。
さあ、昼食。
3,000m辺りでは気圧が低いので、90℃で沸騰してしまう。
この蓋をグッと押さえれば、簡易圧力鍋になったかも。
でんぷんと塩っ気が、有難い。
生は、終わってから、飲む。
今日は天候が穏やかなので、ヤッてもよかったかも知れんが。
この県境の風景。
あいだは、緩衝地帯か。
地図上の県境線の幅だけ、どっちにも属さないのか。
で、ソフトクリーム。
シャリシャリ感のある、まじめな味でした。
400円は、寄付。
そして乗鞍岳を後に。
天気は最高、風は強かったけど、でも登山者に優しく自然は微笑んでくれた。
自然に感謝。
ありがとう。